青森県男女共同参画センターは男女共同参画社会の実現のための多様な活動を展開します

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男女共同参画用語集 「ら行」

男女共同参画用語集 「ら行」

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
「性と生殖に関する健康と権利」と訳されます。個人、特に女性が生涯に渡って、主体的に自らの身体と健康の保持増進と自己決定を図ることと、そのための身体的・精神的・社会的な諸権利が基本的人権として保障されることをいいます。
子どもを産むか産まないか、産むなら何時、何人産むかを、性的関係とともに自らの意思で主体的に選択する自由や、安全な妊娠・出産や避妊・中絶、性感染症の予防、人権に配慮した治療などをはじめとして、思春期、妊娠・出産期、更年期など生涯に渡る良好な健康の管理が含まれます。
また、そのために必要な、自らの体や健康について正確な知識や情報を持つこと、性的暴力や差別・強制を受けないことなども幅広く含まれます。
性教育・健康教育や性に関る相談、働きながら安心して妊娠・出産できる環境づくり、保健・医療などあらゆる分野への女性の参画など総合的な取り組みが重要となります。
両立支援政策
有償労働と家事・育児・介護等の無償労働を両立させることを意味します。国際的には女性の職場進出と少子化や次世代育成の諸問題を抱えたヨーロッパ諸国での諸政策が先行しています。日本では特に有償労働での就業を求める女性の未・非婚や晩婚化の増加等にもよる少子化に直面して論議されてきました。少子化対策、子育て支援、次世代育成等の諸政策とも重複する部分を持ちます。一部は法制化され実施されており、関係機関や団体の活動もあります。具体的策としては、育児・介護・看護休暇、労働時間制度改善、保育体制や企業での両立支援体制の強化等がありますが、根本での一般雇用者の長時間労働の短縮、男性の無償労働参加や男女の均等待遇がなければ効果は期待できません。
ロールモデル
将来像を描いたり、自分のキャリア形成を考える際に自分がお手本にしたい存在で、具体的な行動や考え方の規範となる人物です。その対象は必ずしも一人とは限らず、例えばアイデア豊富な人、コミュニケーション能力の高い人、分析力に長けている人など、自分が得たい知識や身に着けたいスキルに応じて、複数の人をロールモデルに設定することもあります。
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