<11/17>青森市筒井町会防災研修会への講師派遣を実施しました。
実施報告
研修会への講師派遣
日 時:令和元年11月17日(日)9:30~11:30 |
場 所:青森市中央市民センター中筒井分館 |
参加者:25名 |
講 師:青森県男女共同参画センター 渡辺事業推進監 |
地域における男女共同参画の視点を取り入れた防災体制づくりに向けて、市町村や自治会等から男女共同参画の視点に立った防災対策の研修会の開催要望があった際、当センターから講師を派遣しています。
今回は、青森市筒井町会の防災研修会で講師を務めてきました。
筒井町会は2年前に自主防災組織が発足し、自主的に防災訓練を実施しているほか、避難所の備蓄も適宜進めていて、オーダーメイドの段ボールパーテーションも備えていました。役員や防災担当の方々が積極的にこれまでも研修を受講し、防災体制づくりの意識が高い地域です。今回は女性部会の皆さんも加わり、皆さんと一緒に「男女共同参画の視点を取り入れた安心できる避難所づくり」について考える機会になりました。
安心できる避難所づくりのDVDを視聴後、グループワークでは、「もし避難所運営委員になったら」と想定して、さまざまなシチュエーションにおいて、どのような対策を講じるか話し合いました。男性も女性もそれぞれ積極的に意見を出し合いました。
最後に町会長が「大きな災害が発生し、道路や橋が寸断した場合、行政の人はすぐにやって来れない。何でも行政に頼られない。いざという時は自分たちで避難所運営をしていかなければならない。今回の研修会で学んだことと、皆さんの経験と知識を活かして、災害に備えたい」と結びました。