青森県男女共同参画センターは男女共同参画社会の実現のための多様な活動を展開します

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青森県警察学校のカリキュラムの一環として
「各種人権への理解を深めるための教養」を実施しました。

実施報告

 今年度第5回目は、青森県警察学校初任科学生の方々に、男女共同参画社会の必要性及び各種ハラスメントについて理解を深めていただきました。

◎会場の様子◎
   

   

<青森県警察学校実施報告書より>
 警察官として事案対応する際、様々な方に対し、親切、丁寧な対応を心がけなけれなばりません。今回の講義のように、各種人権への理解について学ぶことで、より親身な対応が今後可能になると思います。現場で活用し、安全・安心な社会の実現を目指します。

 

<受講者の感想一部抜粋>
・私は、男女共同参画社会という言葉を知っていたが、“日本の21世紀の最重要課題”であることは知
 らなかった。

・男女共同参画社会とは、女性のためのものではなく、男性を守るためのものでもあると理解した。
 お互いが生きづらい環境を作り上げないよう、経済的責任や、家事・育児・介護などを平等に、
 固定的役割分担意識を変えていかなくてはならない。

・警察組織も、昔は男性がする仕事だというイメージが多くあったと思いますが、女性でも活躍し、
 警察の仕事に必要な存在となっているので、男女共同参画社会はもっと広まっていくべき考え方
 だと思いました。

・今回の授業で、今までの男女平等への考え方が変わり、これからもっと深く自分なりに考えてみ
 ようと思うきっかけになりました。

・確かに、私も“男性は仕事をすることであり、女性は家庭を守る”という偏見を持っていました。
 しかし、現在では、そういう偏見を改めなければなりません。仕事をする際に、女性だからとい
 う考えを持たないように、平等に人と接して、力を合わせて任務遂行したいです。

・私たち警察官が差別発言をすると大問題に発展し、国民からの信用が失墜する。私の発言一つで
 警察の信用が地に落ちることのないよう、物事の考え方や発言には気をつけなければならない。

・ハラスメントとは嫌がらせや人を困らせる言動で、人権侵害であるということを教わり、このこと
 が本日の講習で最も印象に残った。人権への配慮と格差の解消は非常に重要な課題であるため、積
 極的に取り組みたいと思う。

・ハラスメントの加害者にならないためには、偏見や思い込み、決めつけを捨てることが最も重要だ
 と考えている。常に意識を持ち、不用意な言動をしないよう気をつけたい。

・今の時代、ハラスメントというものには十分注意する必要があります。加害者、被害者にならない
 ためには、正しい知識を身に着け、且つ相手の心情を理解したり、相手を思いやる心も必要です。

・今日の講義を聴き、これから働く上でしっかりと意識していこうと思いました。

 

開催概要 下記の講座は終了しました。

日時

令和6年12月5日(木)10:20~11:40

場所

青森県警察学校

講師

青森県男女共同参画センター部長 高橋 一枝

参加者

32人

参加費

無料

託児

なし

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