<1/5>板柳町 多目的ホールあぷる「男女共同参画の視点からの防災」実施報告
実施報告
地域における男女共同参画の視点を取り入れた防災体制づくりに向けて、市町村や自治会等から男女共同参画の視点に立った防災対策の研修会の開催要望があった際、当センターから講師を派遣しています。
今回は、板柳町いきいき大学の方々に講演しました。
板柳町では、令和4年8月の大雨災害の際、避難所へ身一つで向かった方が多く、毎日服用の薬などを取りに一旦自宅に戻った方もいたとのこと。そのような事例を踏まえ、避難の際に必要なものや避難のタイミング、避難所でのマナーなどを中心に、防災になぜ男女共同参画の視点が必要なのかを、阪神・淡路大震災、東日本大震災等を例に挙げお話しさせていただきました。
最後に、車中避難をした場合などに心配される、エコノミークラス症候群予防のためのリフレッシュ体操を全員で行いました。
参加された方からは、「避難所という空間の中で、集団で更に長期で過ごさなければいけないことや、手ぶらで避難所に行くのではなく、毎日飲んでいる薬などは持参した方がよいということなど勉強になった」「普段から防災グッズは常備したいと思った」等の感想をいただきました。
◎会場の様子◎
開催概要 下記の講座は終了しました。
日時
令和5年1月5日(木)10:00~11:30
場所
多目的ホール「あぷる」
講師
青森県男女共同参画センター部長 高橋一枝(防災士)
対象
板柳町いきいき大学受講生
参加者
63名
主催
板柳町教育委員会生涯学習課