<6/27>八戸市大館地区自主防災会避難訓練への講師派遣を実施しました。
実施報告
研修会への講師派遣
日 時:令和3年6月27日(日)10:00~12:00 |
場 所:八戸市立大館中学校体育館 |
参加者:83名 |
講 師:青森県男女共同参画センター 渡辺事業推進監 |
地域における男女共同参画の視点を取り入れた防災体制づくりに向けて、市町村や自治会等から男女共同参画の視点に立った防災対策の研修会の開催要望があった際、当センターから講師を派遣しています。今回は、八戸市の大館中学校で開催された地域の避難訓練に参加した住民の方々や主催した大館地区自主防災会の皆さんに「安心できる避難所づくり」をテーマに講演しました。
避難訓練では、新型コロナウイルス感染対策を講じた受付やソーシャルディスタンスを確保した避難所区画の設営など本格的に行われました。集まった方々はブルーシートの床に座って講演が始まるまで待機していましたが、主催者の方が「床に座って足や体が辛い方はいすを持っていって座ってくださいね」と優しく呼び掛けていたのが、配慮が行き届いて素晴らしいと感じてきました。
大館地区自主防災会のほか大館女性消防クラブの皆さんも炊き出し訓練などで参加していました。県主催の女性防災人材育成事業にも参加されていた女性の皆さんが多く、学んだことを地域で活かせるように、男性も女性も力を合わせて、避難所運営や地域づくりを担っていくことの大切さをお伝えしました。参加された方からは、「性別による災害の影響や被災の違い、避難所運営上注意すべき点などを学べた」「女性の視点から避難所運営を見つめなおすことの大切さを学んだ」など感想をいただきました。