9月1日:第2回あおもりウィメンズアカデミー むつ市会場 実施報告
受講生の皆様、お疲れ様でした。
実施報告
10:00~12:00
「男女共同参画統計で地域課題発見」
講師 小山内世喜子(青森県男女共同参画センター館長)
むつ市会場で実施するのは今回の講座が初日。青森市会場の受講生2名も加わり、参加者10名でスタートしました。
はじめに講師の小山内館長から男女共同参画統計について説明があり、その後データを読みとりながらグループ毎に、男女共同参画の視点で何が読みとれるか、またその根拠を発表しました。
最後は、地域における課題について意見を出し合い、終了時間をオーバーするほど、受講生からは多数の意見が出ました。受講生が課題と思うことには「人口減少」「交通アクセスが悪い」「旧商店街がシャッターだらけ」「地域交流の場がない」「余暇を高めるものがない」「少子高齢化」「雇用・収入の問題」など、たくさんの課題が出されました。
次回の講座では市長との意見交換も予定しています。今回の講座で出た課題やむつ市の男女共同参画の状況などについて意見を交わす予定です。
<受講者の感想>
・データから男女別の数値を見ると給与や労働時間に格差があり、まだまだ男女共同参画社会と言える現状ではないことが分かった。
・自分が課題だと思うことについて一方の性のみに偏っていないかと常に意識しながら、男女共同参画の視点で物事を把握すべきと学んだ。
<参加者>
10名
13:00~16:00
「実践!論理的思考で話すチカラを身につける」
講師 植田 栄子さん(青森公立大学 准教授)
はじめに、講師の植田栄子さんから「コミュニケーション力」とは、①言語的コミュニケーション(ことば)、非言語的コミュニケーション(ことば以外の要素、情報)、②話すチカラ、聴くチカラに分かれると説明がありました。 次に受講生同士でペアになって、「共通点探しワーク」を実施しました。共通点が見つかると話しが弾み、会場内は笑い声で包まれました。 何を話すか、という言語コミュニケーションより「非言語コミュニケーション」要素が無意識のうちに会話に影響することが分かりました。「聴くチカラ」を左右する非言語コミュニケーション要素には、①あいづち②うなづき③アイコンタクト、視線④笑顔(表情)の4つがあります。聴き役が①~④を実践すると話し手は話しやすい人と感じ、話が弾むことを受講生が実施したワークから実感しました。コミュ二ケーション力アップには、①言語力を高める②論理的にしゃべる技術が必要③結論から先に話す④結論の後に理由を提示すると聞き手にも話が伝わりやすいことを学びました。
最後に、話す技術は大切、聞く技術(質問力)ももちろん大切だが、もっと本質的に重要なことは<相手を思いやるココロ>+ハグ、握手、背中をさする、優しく手を当てる等の非言語コミュニケーションが作用していると説明があり、受講生同士で握手、ハグなどを実践しました。
<受講者の感想>
・結論から先に話すことで聴く相手の理解力がアップすることが分かった。今後は意識して話そうと思う。
<参加者>
8名
開催概要 下記の講座は終了しました
日時
平成27年9月1日(火)
10:00~12:00
「男女共同参画統計で地域課題発見」 講師 小山内世喜子(青森県男女共同参画センター館長)
13:00~16:00
「実践!論理的思考で話すチカラを身につける」 講師 植田 栄子さん(青森公立大学 准教授)
会場
むつ市 北の防人大湊 安渡館
主催
青森県男女共同参画センター
共催
むつ市