<11/30>コープ青森五所川原地域「くらしと防災委員会」研修会へ講師を派遣しました。
実施報告
日 時:令和2年11月30日(月)10:00~11:30 |
場 所:コープ青森五所川原地域事務所 |
講 師:青森県男女共同参画センター 渡辺事業推進監 |
参加者:19名 |
参加費:無料 |
託 児:無 |
地域における男女共同参画の視点を取り入れた防災体制づくりに向けて、市町村や自治会等から男女共同参画の視点に立った防災対策の研修会の開催要望があった際、当センターから講師を派遣しています。
今回は、コープ青森五所川原地域「くらしと防災委員会」の研修会で講師を務めてきました。同委員会は青森県が昨年度開催した女性人材育成事業を受講した女性たちが学びを次のステップに活かす場として今年度立ち上げました。地域の防災訓練への参画や各家庭での防災備蓄など、組織を活かし意欲的に防災活動に取り組んでいます。
研修会では、はじめに山内委員長から「くらしと防災の理念は命を大事にすること。まさかの災害が毎年のように多発している。自助意識を常に持ち、日ごろからできることをしていこう」と組合員の皆さんに呼びかけました。その後、男女共同参画の視点から避難所運営に必要なこと、女性だからできる防災・減災などについて個人ワークも交えながら、講演させていただきました。
会場内には、防災グッズや備蓄品の展示コーナーも設置され、参加者の皆さんは興味深く手に取って見ていました。また、当センターの防災と男女共同参画に関する出前図書貸出も実施しました。
参加された方からは、「新潟の中越地震や東日本大震災に専門職として派遣された。当時は女性への暴力やDVの問題など課題が多かった。年数が経ち、さまざまな配慮がなされるようになってきているのを感じる」「考えさせられることや女性の立場での思いがいろいろあった」と感想をいただきました。